労働保険

1001_社労士つとむの実務と法令

異常な出来事への遭遇?脳・心臓疾患発症にかかる業務起因性判断の3つの基準

厚生労働省は「血管病変等を著しく増悪させる業務による脳血管疾患及び虚血性心疾患等の認定基準」を定めています。 脳・心臓疾患の発症について、業務が相対的に有力な原因であると判断するための基準です。 業務による過重負荷の判断は、3つの基準により...
1005_担当者まさおの体系整理

人事労務2025年法改正動向(労働関連・社会保険関連・税制関連)

2024年の年末の話題といえば、103万円の壁。 103万円の壁とは、所得税負担が生じる課税最低限の境界(壁)のこと。 給与所得者であれば、給与所得控除55万円と基礎控除48万円の合計である103万円までは、課税所得が0(ゼロ)となるため、...
1002_数値化はかるのくらべてみよう

2024年度社会保険料率決定!健保・介護・厚年・子育て・雇用・労災の6料率

2024年度(令和6年度)の社会保険関連の6料率が決定しました。 引き上げはなく、据え置きが4料率、引き下げが2料率となりました。 ・据え置き健康保険料率(協会けんぽ全国平均)、厚生年金保険料率(2017年9月より固定)、子ども・子育て拠出...
1001_社労士つとむの実務と法令

ダブルでもらえる?育休中に出産する場合の育休給付金と出産手当金の併給要件

第1子の育休中に第2子を妊娠。第1子の育児休業給付金と第2子の出産手当金はダブル受給が可能?その理由とは。
1002_数値化はかるのくらべてみよう

2023年度保険料率決定!社会保険・労働保険の保険料率の年度推移

2023(令5)年度の社会保険料率が決定しました。 社会保険財政は、少子高齢化の進展や、新型コロナウイルス感染症による雇用助成金の多額の支払い等により、厳しい財政状況が続いています。 2023年度の大勢は、健康保険・介護保険・雇用保険は上昇...
1002_数値化はかるのくらべてみよう

雇用保険の財源枯渇?2022年度の雇用保険料率は2段階で引き上げ

雇用保険制度の財源が、ほぼ、枯渇しました。 雇用保険制度には、大きく2つの財源があります。 失業給付費に充てる「積立金」と、雇用安定事業費に充てる「雇用安定資金」です。 いずれも、好況期に積み立て、不況期の財源となります。 長期にわたるコロ...
1001_社労士つとむの実務と法令

保険料は自己負担?自転車配達員とITフリーランスの労災保険の特別加入の手続き

2021年9月1日より、労災保険の特別加入制度の対象が拡大されました。 新たに追加となったのはウーバーイーツなどの自転車配達員とフリーランスのITエンジニアです。 一般的な会社員は、労災保険の仕組みにより、業務上の怪我や病気、障害や死亡に対...
1001_社労士つとむの実務と法令

どっちが停止?傷病手当金と障害・老齢年金や休業補償・出産手当金との併給調整

傷病手当金は、健康保険の被保険者が、業務外の事由により、療養のため労務に服することができないとき、その労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から、労務に服することができない期間、支給されます(健保法第99条)。 支給...
1001_社労士つとむの実務と法令

すぐわかる!労働保険年度更新の算定基礎賃金集計表の5つの欄の集計対象者

労働保険は、労災保険と雇用保険の総称です。 労働保険の年度更新とは、前年度の労働保険料を精算するための確定保険料の申告・納付と新年度の概算保険料の申告・納付の手続きのこと。 毎年6月1日から7月10日が、原則の手続き期間です。 確定精算・概...
1002_数値化はかるのくらべてみよう

退職年齢で受給額が倍違う?65歳前の基本手当と65歳以降の高年齢給付金

総務省公表の労働力調査(2022年)によると、60歳~64歳の就業率は73.0%、65歳~69歳の就業率は50.8%。 20年前の2000年は60歳~64歳の就業率は50%でしたが、65歳までの高年齢者雇用確保措置(義務)により就業率は大き...