勤怠計算でよくつかう60進⇔10進の電卓・Excel変換と変換早見表

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時間は、60分で1時間に繰り上がります。

これは、60進法ろくじっしんほうの考え方です。

一方で、日常生活で一般的に数字を扱うときに使用するのが、10進法じゅっしんほうです。

10進法では、0から9までの10個の数字を使い、10になると桁が繰り上がります。

60進と10進の違いから、勤怠時間(分)を使用して手当計算等を行う場合、60進の分(ふん)を、10進の時間(じかん)に変換することが多々あります。

例えば、60進の30分(0:30)を、10進の時間に変換した結果は、0.5時間です。

今回は、勤怠計算でよくつかう60進⇔10進の電卓やExcelでの変換方法と、1分~60分までの変換早見表を、ご紹介します。

1.電卓変換

はじめに、電卓を使用して、変換する方法です。

60進→10進と、10進→60進の2つの変換パターンを確認します。

1-1.60進→10進に変換する場合

60進で表した「分(ふん)」を、60進法の繰り上がり単位となる「60」で割る(除す)と、10進の「時間(じかん)」に変換されます。

<変換例>

・15分 → 15分÷60=0.25時間

・30分 → 30分÷60=0.50時間

・45分 → 45分÷60=0.75時間

1-2.10進→60進に変換する場合

10進の「時間(じかん)」に「60」を掛ける(乗ずる)と、60進の「分(ふん)」に変換されます。

<変換例>

・0.25時間 → 0.25時間×60=15分

・0.50時間 → 0.50時間×60=30分

・0.75時間 → 0.75時間×60=45分

2.Excel変換

次は、Excelを使用して、変換する方法です。

Excel変換も、60進→10進と、10進→60進の2つのパターンを確認します。

2-1.60進→10進に変換する場合

60進の時間(時刻)に「24」を掛ける(乗ずる)と、10進の時間に変換されます。

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2-2.10進→60進に変換する場合

10進の時間(時刻)から60進の時間に変換する場合は、TEXT関数を使って変換しましょう。

TEXT関数の値の設定内容は、10進の時間(時刻)を「24」で割る(除する)と、60進の時間に変換されます。

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3.変換早見表

最後に、60進⇔10進の変換早見表です。

10進数は、小数点以下第3位を切り上げ処理しています。

時間(分)60進10進時間(分)60進10進
1分0:010.0231分0:310.52
2分0:020.0432分0:320.54
3分0:030.0533分0:330.55
4分0:040.0734分0:340.57
5分0:050.0935分0:350.59
6分0:060.1036分0:360.60
7分0:070.1237分0:370.62
8分0:080.1438分0:380.64
9分0:090.1539分0:390.65
10分0:100.1740分0:400.67
11分0:110.1941分0:410.69
12分0:120.2042分0:420.70
13分0:130.2243分0:430.72
14分0:140.2444分0:440.74
15分0:150.2545分0:450.75
16分0:160.2746分0:460.77
17分0:170.2947分0:470.79
18分0:180.3048分0:480.80
19分0:190.3249分0:490.82
20分0:200.3450分0:500.84
21分0:210.3551分0:510.85
22分0:220.3752分0:520.87
23分0:230.3953分0:530.89
24分0:240.4054分0:540.90
25分0:250.4255分0:550.92
26分0:260.4456分0:560.94
27分0:270.4557分0:570.95
28分0:280.4758分0:580.97
29分0:290.4959分0:590.99
30分0:300.5060分1:001.00

最後にまとめ。

・15分とは0.25時間であり、0.25時間とは15分である。

・30分とは0.50時間であり、0.50時間とは30分である。

・45分とは0.75時間であり、0.75時間とは45分である。

以上

written by suchika-hakaru

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