昨今では社内の様々な申請について、いわゆるワークフローシステムの導入が進んでいます。
ですが、まだまだ、エクセルの申請テンプレートを、従業員に作成させることも多いでしょう。
エクセルのひな形の利用で頻出するミスが、入力漏れです。
入力漏れの防止に効果的な設定が「条件付き書式」です。
条件付き書式の設定により、エクセルのセルに入力したら色が消える設定が可能です。
未入力セルは色有り、入力済セルは色なしとすることで、一目で未入力が識別できます。
今回は、エクセルの「条件付き書式」機能で入力漏れを防止する設定方法を紹介します。
手順1:入力するセルに背景色を設定する
従業員が産休を取得するときに提出する「産前産後休業届」のひな形で、順を追って説明します。
はじめに、入力が必要なセルの背景色に色付けします。
目立つ色がよいので、黄色にします。
手順2:入力したセルの背景色を消す「条件付き書式」を設定する
本題です。
条件付き書式の設定で、入力したセルの背景色を消す設定をします。
①[ホーム]タブ→[条件付き書式]をクリック
②[新しいルール]をクリック
③ 新しい書式のルールを設定する
・[▶指定の値を含むセルだけを書式設定]・・・ルールの種類の選択
・[空白なし]・・・次のセルのみを書式設定
・[色なし(又は白色)]・・・書式の設定
手順3:色付けセルに入力し背景色が消えることを確認する
最後に設定が問題ないか、色付けセルに入力し背景色が消えることを確認しましょう。
黄色のセルに入力すると、きれいに、背景色が消えました。
これで、入力漏れは防止できます。
以上
written by tantosya-masao