0(ゼロ)落ち復活!Excelで先頭に0をつけて桁揃えする場合の関数

1002_数値化はかるのくらべてみよう
この記事は約2分で読めます。

CSVデータを、そのままExcelに貼り付けすると、先頭の0が落ちます。

いわゆる「0(ゼロ)落ち」が発生します。

例えば、郵便番号は全国統一で7桁です。北海道・東北の一部は0(ゼロ)はじまりです。

また、社員番号は各企業で桁数を決定し、運用していることでしょう。

先頭の0が消えると、桁が揃わずデータの検索も参照も、うまくいきません。

今回は、0(ゼロ)落ちした値を、Excelで一括変換する関数をご紹介します。

1.RIGHT関数

RIGHT関数とは「文字列の末尾から指定された文字数の文字を返す」関数です。

0落ちした郵便番号の先頭に0をつけて、7桁に揃えてみましょう。

RIGHT関数の設定例は、以下です。

<例>RIGHT関数で0落ちした[A2]セルの値を「7桁」にする場合の設定

=RIGHT(“0000000″&A2,7)

関数の内容としては、文字列として「“0000000”」(7桁なので0を7つ)と対象セルの「A2」を「&」で結合する式を設定し、郵便番号の文字数は7桁なので「7」を設定します。

RIGHT関数による一括変換の手順を図で説明すると、以下です。

↓ クリックして拡大 ↓

2.TEXT関数

TEXT関数でも、0落ちを解消することができます。

TEXT関数とは「数値に指定した書式を設定し文字列に変換した結果を返す」関数です。

TEXT関数の設定例は、以下です。

<例>TEXT関数で0落ちした[A2]セルの値を「7桁」にする場合の設定

=TEXT(A2,”0000000″)

TEXT関数による一括変換の手順を図で説明すると、以下です。

↓ クリックして拡大 ↓


一括変換後に貼付したセルの表示形式を「文字列」にしておかないと、セルをダブルクリックすると、また、0落ちが発生してしまいます。

セルの表示形式は、忘れずに、「文字列」にしておきましょう。

以上

written by suchika-hakaru

タイトルとURLをコピーしました