厚生労働白書の付帯資料に「100人でみた日本」シリーズがあります。
🔎 厚生労働白書|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/
今回は、国税庁の民間給与実態統計調査を「100人でみた日本版」にし、給与所得者の実態を確認することとします。
対象調査は、投稿日時点で最新の平成29年の調査結果を使用します。
🔎 民間給与実態統計調査結果(平成29年)|国税庁
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2017/minkan.htm
早速、はじめます。
「59人が男性で、41人が女性です。」
「男性が73%分の支払いを受け、女性は27%分の支払を受けています。」
「74人は正規労働者で、26人は非正規労働者です。」
「47人が勤続10年以上で、そのうち5人は勤続35年以上です。」
「3人が金融業で、そのうちの1人は年収800万円以上です。」
「1人が年収2000万円以上で、その1人で2割の所得税をおさめています」
「4人が年収1000万円以上で、その4人で5割の所得税をおさめています」
「15人は所得税をおさめていません」
所得税は超過累進税率です。
所得(収入)が高い人はより高い税率が適用されるため、年収1000万円以上の4%の人で全体の50%(半分)の所得税をおさめる結果となっています。
以上
written by suchika-hakaru