労務管理

1001_社労士つとむの実務と法令

育児・介護休業法の2022年4月からの5つの改正と3段階施行のポイント

2021年6月3日に改正育児介護休業法が公布され、2022年4月から順次施行されます。 改正の趣旨は、出産・育児等による離職を防ぎ、男女ともに仕事と育児を両立できるようにすること。 改正の内容としては、大きく5つあります。 【1】育児休業を...
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標準報酬月額の通知義務!通知対象と通知方法と通知義務違反の罰則

社会保険料の計算基礎となる標準報酬月額は、定時決定の仕組みより、年に1度、9月に改定されます。 標準報酬月額は、毎月の給与などの報酬額を区切りのよい幅で区分した等級です。 健康保険(介護保険)は第1級5万8千円から第50級139万円までの5...
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退職後の健康保険はどれがトク?3つの選択肢のメリットとデメリット

日本は、国民皆保険です。 すべての人が何らかの公的医療保険制度に加入しています。 退職するとそれまで勤務先で加入していた健康保険からは外れます。 再就職先が決まっている場合は、再就職先の健康保険に加入することとなりますので、考えることはあり...
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どっちが停止?傷病手当金と障害・老齢年金や休業補償・出産手当金との併給調整

傷病手当金は、健康保険の被保険者が、業務外の事由により、療養のため労務に服することができないとき、その労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から、労務に服することができない期間、支給されます(健保法第99条)。 支給...
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45時間超なら会社都合?長時間残業で退職した場合の失業手当の優遇措置

自己都合退職の場合、失業手当は、すぐには、もらえません。 安易な離職を制限する趣旨で、自己都合退職には給付制限期間(2か月又は3か月)が設けられています。 しかしながら、長時間残業が続き、やむを得ず、自己都合退職する人もいるでしょう。 その...
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勤務地が自宅?在宅勤務・テレワークにかかる交通費・在宅手当の算定月変時の取扱い

日本年金機構では、算定(定時決定)や月変(随時改定)時の取扱いを「標準報酬月額の定時決定及び随時改定の事務取扱いに関する事例集【PDF】 」として、まとめています。 令和3年の算定事務に際し、在宅勤務・テレワークにおける交通費及び在宅勤務手...
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保険料減で年金保障?育児短時間勤務者の育休終了時改定と養育期間特例措置

育児介護休業法では、3歳に満たない子を養育する労働者の仕事と育児の両立支援のため、所定労働時間の短縮措置等を企業に義務付けています(育介法23)。 厚生労働省の「令和元年度雇用均等基本調査」によると、所定労働時間短縮措置の最長利用期間は、3...
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法令・通達と裁判例でわかる!賃金支払いの5つの原則とその例外

給与デジタル払いの法制度化の議論が、厚生労働省の労働政策審議会労働条件分科会 で進んでいます。 労働基準法では、通貨払いの原則が、規定されています。 給与デジタル払いの法制度化の際は、労働基準法施行規則に、通貨払いの例外として規定されるでし...
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何歳まで働く?65歳までの雇用確保措置と70歳までの就業確保措置

平均寿命が延び、人生100年時代の到来が現実的になっています。 雇う側も、働く側も、高齢期の就業機会の確保は大きな関心事でしょう。 2021年4月1日の改正高年齢者雇用安定法施行により、70歳までの就業機会確保が企業の努力義務となりました。...
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管理監督者も対象?労働安全衛生法の労働時間の状況把握の義務って何?

2019年4月の労働安全衛生法の改正により、労働時間の状況を把握する義務が事業者に義務づけられています。 ポイントは、労働時間の把握ではなく、労働時間の「状況」の把握であることです。 労働時間の状況の把握は、労働時間規制の適用除外となる管理...