1円で株が買える?1円ストックオプションの税務と労務の取扱い

ストックオプション(stock option)とは、会社が役職員に対し自社株(stock)を一定額で購入できる権利(option)を与える制度です。報酬を株式(自社株)で与える制度と理解しましょう。

その中で行使価額が1円に設定されたストックオプションが「1円ストックオプション」です。

今回は1円ストックオプションの税務と労務の取扱いについてご案内します。

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4人で50%!民間給与実態統計調査でわかる給与所得者100人でみた日本

厚生労働白書の付帯資料に「100人でみた日本」シリーズがあります。

🔎 厚生労働白書|厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/

今回は、国税庁の民間給与実態統計調査を「100人でみた日本版」にし、給与所得者の実態を確認することとします。

対象調査は、投稿日時点で最新の平成29年の調査結果を使用します。

🔎 民間給与実態統計調査結果(平成29年)|国税庁

https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2017/minkan.htm

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完全歩合は違法?歩合給制の最低賃金保障と歩合給の割増賃金計算

歩合給の代表職種といえば、「営業マン」と「タクシー運転手」です。

歩合給は、労働時間に関係なく、成果に応じた額が給与として支払われます。

しかしながら、いずれの職種であっても雇用契約により使用者に雇われている立場であれば、労働時間の法規制を受けることとなります。

労働時間の法規制を受けるということは、成果がでない場合であっても、最低賃金の保障は当然にされるということです。

また、使用者には時間外労働に対する割増賃金の支払義務も生じます。

今回は「歩合給制の最低賃金保障」と「歩合給の割増賃金計算」の仕組みについて理解を深めることとします。

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週のはじまりっていつ?振替出勤で週40時間を超えた場合の割増賃金の支払義務

労働基準法第32条で「使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間について40時間を超えて、労働させてはならない。」と規定されています。

労基法第32条でいうところの1週間のはじまりは・・・

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産休前に年次有給休暇を取得していた場合の産前産後休業保険料免除期間

平成26年4月から産前産後休業期間中の社会保険料の免除制度が開始されています(健保法第159条の3。厚年法第81条の2の2)。

保険料免除を受けるには『産前産後休業取得者申出書』を日本年金機構へ提出します(健保加入の事業主は健保組合にも提出)。

産前産後休業保険料免除は「産前42日(多胎妊娠の場合は98日)、産後56日のうち、妊娠または出産を理由として労務に従事しなかった期間」について社会保険料の免除を受けることができます。

ここで重要なのが・・・

労務に従事しなかった期間です。

労務に従事しなかった期間とは、給与が支給される年次有給休暇の取得期間であっても該当します。

よって、「会社申出の産前産後休業期間」と「産前産後休業保険料免除期間」は必ずしも一致しません。

今回は具体的な2つの事例で、産休前に年休を取得していた場合の産前産後休業保険料免除期間を確認しましょう。

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